ChatGPT活用事例:#2 悩みを相談してみよう

ChatGPTの画面を開いてみたものの、「で、何を入力すればいいの?」って思ったことありませんか?
検索に使う(ChatGPT活用例:#1 ChatGPTで検索してみて!)のも便利ですけど、実は悩み相談の相手としても意外と使えるんです。誰かに話を聞いてほしいけど、まだ人には言いづらい...そんなときに便利なんですよ。
ChatGPTって悩み相談できるの?
「ChatGPT = 検索ツール」って思ってる人、多いですよね。でも、それだけじゃもったいない!
実は「聞いてもらう」のが意外と便利。モヤモヤした気持ちを言葉にしてみると、自分でも気づかなかった本音が見えてきたりします。
別に必ず答えを出してもらう必要もなくて、頭の中を整理するために使うんです。そう考えると、ハードルがぐっと下がりませんか?
どんな悩みを相談できる?
基本的には、どんな悩みでも相談できます。例えば:
仕事について
タスクの優先順位がわからない。効率的な進め方を知りたい。ミスを防ぐ方法を相談したい。
仕事の人間関係
上司の一言が気になって、その真意が知りたいとき。同僚との距離感に悩んでるとき。
プライベートのこと
転職するべきか迷ってる。子育ての悩み。友達付き合いのモヤモヤ。
モヤモヤの正体探し
何に悩んでるのか自分でもよくわからないけど、とにかく誰かに話したい...そんなときも。
完璧に言葉にできなくても全然問題ありません。むしろ、うまく説明できないからこそ、書きながら整理していくのに向いています。
実際に相談してみた
具体的にどんな感じで使えるのか、いくつか例を見てみましょう。
タスクの優先順位
相談:
やることが多すぎて、何から手をつけていいかわからない。全部急ぎの仕事に見えてパニックになってる...
ChatGPTの返答:
タスクが山積みだと、本当に頭が混乱しますよね。まずは落ち着いて、一つずつ整理していきましょう。
全部のタスクをリストアップしてみてください。頭の中にあるものを全部書き出すだけで、少し楽になります。
次に、それぞれのタスクについて考えてみましょう:
- 本当の締め切りはいつですか?
- 他の人に影響が出るタスクはどれですか?
- 自分しかできないタスクと、誰かに頼めるタスクはどれですか?
もしよければ、今抱えているタスクをいくつか教えてもらえますか?一緒に優先順位を考えてみましょう。
効率的な進め方
相談:
この資料作成、どういう順番で進めたら効率いいかな?いつも時間がかかりすぎちゃって...
ChatGPTの返答:
資料作成、時間がかかるとストレスですよね。効率的に進めるコツをいくつか提案します。
まず全体の構成を決めるのが大事です。いきなり細かい部分から作り始めると、後で全体の流れが見えなくなることが多いです。
おすすめの順番:
- 目的と対象者を明確にする(誰に何を伝えたいか)
- 大まかな章立てを決める
- 各章で伝えたい要点を箇条書きにする
- データや図を集める
- 文章を書く
- 最後に見た目を整える
どんな資料を作っているんですか?もう少し具体的に教えてもらえれば、より詳しいアドバイスができます。
ミスを防ぐ方法
相談:
同じようなミスを繰り返しちゃう。チェックリストとか作った方がいいのかな?どうやって防げばいい?
ChatGPTの返答:
同じミスを繰り返すと、自信もなくなってきますよね。でも、それに気づいているということは、改善のチャンスです。
チェックリストは効果的です。特に、手順が決まっている作業や、確認項目が多い作業には向いています。
作り方のポイント:
- 過去のミスを振り返って、どこで間違えたかを書き出す
- その部分を確認する項目をリストに入れる
- シンプルに。項目が多すぎると使わなくなります
あと、ミスが起きやすいタイミングも考えてみてください。急いでいるとき?疲れているとき?そのタイミングでは特に注意するとか、可能なら作業を避けるとか。
どんな種類のミスが多いですか?
作業の進捗遅れ
相談:
プロジェクトの締め切りまであと1週間なのに、全然進んでない。どう挽回すればいい?上司に相談すべき?
ChatGPTの返答:
締め切りが迫っていて焦る気持ち、よくわかります。まず深呼吸して、状況を整理しましょう。
現状把握:
- 残りのタスクは具体的に何がありますか?
- 1週間でどこまで進められそうですか?
- 本当に必須なもの、あればいいものを分けられますか?
上司への相談について: 早めに相談するのは良い判断です。特に:
- 締め切りに間に合わない可能性が高い
- 他のメンバーのサポートが必要
- 優先順位の判断に迷っている
こういうときは、「困っています」だけじゃなくて、「ここまでは進んでいます。残りはこれです。こうしようと思いますが、どうでしょうか?」と具体的に伝えると、建設的な話ができますよ。
新しいツールの学び方
相談:
新しいシステムを使わなきゃいけないんだけど、何から勉強したらいいかわからない。効率的な学び方ってある?
ChatGPTの返答:
新しいシステムを覚えるのは大変ですよね。でも、全部を一度に覚える必要はありません。
効率的な学び方:
まずは最低限必要な機能だけ覚えましょう。自分の仕事で一番よく使う機能は何ですか?それだけに絞って練習するんです。
実際に使いながら覚えるのが一番。マニュアルを読むだけより、手を動かした方が頭に入ります。
おすすめの順番:
- 基本的な操作(ログイン、画面の見方)
- 自分がよく使う機能を1〜2個
- 慣れてきたら応用機能
あと、わからないことをメモしておくのもいいですよ。後で調べたり、詳しい人に聞いたりするときに便利です。
どんなシステムを使うんですか?
上司の言葉の解釈
相談:
上司に「君はもっとできるはずだよ」って言われたんだけど、これって期待されてるの?それとも今の仕事ぶりが不満ってこと?
ChatGPTの返答:
その言葉、受け取り方が難しいですよね。文脈にもよりますが、いくつかの可能性が考えられます。
期待の表れとして言っている可能性が高いです。「もっとできる」というのは、あなたの潜在能力を認めているからこその言葉かもしれません。
ただ、同時に「今のままでは物足りない」というメッセージも含まれている可能性はあります。どんな場面で言われましたか? 何か具体的なプロジェクトや成果の話の後だったでしょうか?
こんな風に、いろんな角度から考えるきっかけをくれるんです。
子供との接し方
相談:
中学生の子供が最近反抗的で...。何を言っても「うるさい」「わかってる」って返されて、どう接したらいいかわからなくて。
ChatGPTの返答:
中学生の反抗期、本当に悩みますよね。親としては心配だし、つい口を出したくなる気持ち、よくわかります。
この時期の子は、親から自立したい気持ちと、まだ頼りたい気持ちの間で揺れています。「うるさい」と言いながらも、実は見守ってほしいと思っていることも。
少し距離を置いてみるのも一つの方法です。「困ったときはいつでも話聞くよ」というスタンスを見せつつ、日常の小言は少し減らしてみる。あと、何か一緒にできる楽しいことを見つけるのもいいかもしれません。料理とか、ゲームとか。
お子さんは普段どんなことに興味を持っていますか?
一方的なアドバイスじゃなくて、一緒に考えてくれるところがいいんです。
転職の悩み
相談:
転職したいって気持ちはあるんだけど、今辞めるのはリスク高いかな? 経済的にも不安だし...。
ChatGPTの返答:
転職を考えるとき、リスクと不安を感じるのは当然のことです。大切な決断ですからね。
まず整理してみましょう。転職したい理由は何ですか?今の仕事の何が一番つらいですか?それとも、新しい環境でやりたいことがあるのでしょうか?
経済的な不安については、今の貯蓄状況や、転職先の給与の見込み、転職活動にかかる期間なども考える必要がありますね。
すぐに辞める必要はなくて、在職中に転職活動を始めるという選択肢もあります。まずは情報収集から始めてみるのはどうでしょう?
自分の考えを整理する質問を投げかけてくれるので、頭の中がクリアになっていきます。
悩み相談のコツ
ChatGPTに相談するときのコツをいくつかご紹介しますね。
完璧に整理しなくていい
「うまく説明できないんだけど...」って前置きして、思いつくまま書いてOK。むしろその方が、本音が出やすかったりします。
「こう思うんだけど」って前置きOK 「たぶん考えすぎだと思うんだけど」「変な相談かもしれないけど」って前置きしても全然大丈夫。ChatGPTは何も判断しませんから。
何回でも聞き直せる 最初の答えがしっくりこなかったら、「もうちょっと違う角度で教えて」とか「もっと具体的に聞きたい」って追加で質問できます。納得いくまで何度でも。
具体的に書くとより良い返答が返ってくる 「仕事で悩んでる」より「上司との関係で悩んでる」、さらに「上司の指示が曖昧で困ってる」と具体的に書くほど、的確なアドバイスがもらえます。
まとめ
ここまで読んで、相談してみたい内容が1つでも見つかりましたか?
ChatGPTでの悩み相談は、人に話す前の整理に使えるし、24時間いつでも聞いてくれます。夜中にふと不安になったときでも、朝の通勤中でも、思い立ったときに使えるのがありがたいんですよね。
もちろん、深刻な悩みは専門家や信頼できる人に相談するのが一番です。でも、「ちょっと誰かに聞いてほしい」くらいの気持ちのときは、ChatGPTが意外といい相談相手になってくれます。
画面を開いて、何でもいいから今の気持ちを書いてみてください。それだけで、少し心が軽くなるかもしれませんよ。

