ChatGPT活用事例:#3 生成AIで、お問い合わせフォーム(Google Form)を簡単に作成できます

お問い合わせフォームを作りたいけど、どうしたら良いのだろう?
Googleフォームで画面でポチポチ設定してお問い合わせフォームを作るのが面倒...そんな経験はありませんか?
実は、ChatGPTなどの生成AIに頼めば、Google Apps Script(GAS)経由でフォームが一瞬で完成します。プログラミング知識がなくても、AIがコードを自動生成してくれる時代になりました。
この記事では、生成AIとGASを使って、実用的なお問い合わせフォームを爆速で作る方法をご紹介します。
Googleフォームとは
Googleフォームは、Googleが提供する無料のフォーム作成ツールです。アンケート、お問い合わせフォーム、イベント申込フォームなど、様々な用途で利用できます。
作成したフォームはURLで簡単に共有でき、回答は自動的にGoogleスプレッドシートに記録されます。通常は画面上で質問を一つずつ追加していく形で作成しますが、今回はもっと効率的な方法をご紹介します。
この記事で作るもの
ここではサンプルとして、以下のようなお問い合わせフォームを作成します。
📋 フォーム仕様
- タイトル: お問い合わせ
- 質問1: 名前(必須・短文回答)
- 質問2: ご連絡先Emailアドレス(必須・メールアドレス形式)
- 質問3: お問い合わせ種別(必須・ラジオボタン選択)
- 選択肢: 不具合報告 / 製品に関するご質問 / その他
- 質問4: お問い合わせの詳細(任意・長文回答)
シンプルですが、実務で十分使えるフォームです。
手順1: ChatGPTでGASコードを生成
まずはChatGPTやClaudeなどの生成AIに、以下のようなプロンプトを投げてみましょう。
以下の仕様でGoogleフォームを作成するGoogle Apps Scriptを書いてください。
【フォーム仕様】
タイトル: お問い合わせ
質問1: 名前(必須・短文回答)
質問2: ご連絡先Emailアドレス(必須・メールアドレス形式)
質問3: お問い合わせ種別(必須・ラジオボタン選択)
選択肢: 不具合報告 / 製品に関するご質問 / その他
質問4: お問い合わせの詳細(任意・長文回答)
すると、こんな感じのGASコードが生成されます。
javascript
function createContactForm() {
// 新しいフォームを作成
const form = FormApp.create('お問い合わせ');
// 質問1: 名前(必須)
form.addTextItem()
.setTitle('名前')
.setRequired(true);
// 質問2: Emailアドレス(必須)
const emailItem = form.addTextItem()
.setTitle('ご連絡先Emailアドレス')
.setRequired(true);
emailItem.setValidation(
FormApp.createTextValidation()
.requireTextIsEmail()
.build()
);
// 質問3: お問い合わせ種別(必須)
form.addMultipleChoiceItem()
.setTitle('お問い合わせ種別')
.setChoiceValues(['不具合報告', '製品に関するご質問', 'その他'])
.setRequired(true);
// 質問4: お問い合わせの詳細(任意)
form.addParagraphTextItem()
.setTitle('お問い合わせの詳細')
.setRequired(false);
// フォームのURLをログに出力
Logger.log('フォームが作成されました: ' + form.getPublishedUrl());
Logger.log('編集用URL: ' + form.getEditUrl());
}
このコードをコピーしておきましょう。
手順2: Google Apps Scriptエディタでコードを実行
次に、このコードをGASエディタで実行します。
GASエディタの開き方
- Google Driveを開く
- 左上の「新規」ボタンをクリック
- 「その他」→「Google Apps Script」を選択
もし「Google Apps Script」が表示されない場合は、「その他」→「アプリを追加」から追加できます。
コードの実行
- GASエディタが開いたら、デフォルトのコードを削除
- 先ほどコピーしたコードを貼り付け
- 上部の「実行」ボタン(▶️アイコン)をクリック
- 初回実行時は権限の承認が必要なので、画面の指示に従って承認
権限承認の手順:
- 「権限を確認」をクリック
- Googleアカウントを選択
- 「詳細」→「(プロジェクト名)に移動(安全ではないページ)」をクリック
- 「許可」をクリック
手順3: 作成されたフォームを確認
実行が完了したら、下部の「ログ」を確認してみましょう。
フォームが作成されました: https://docs.google.com/forms/d/xxxxx/viewform
編集用URL: https://docs.google.com/forms/d/xxxxx/edit
このURLをクリックすれば、作成されたフォームを確認できます!
所要時間はたったの数秒。画面でポチポチ設定する手間が完全に省けました。
GASで作成するメリット
Googleフォームは画面からでも作れるのに、なぜわざわざGASを使うのでしょうか?
✅ 画面ポチポチの手間が省ける
Google Form は画面から作成できますが、入力したり設定したりするのはかなり面倒です。それを一発で作成できる点がメリットの1つです。
✅ カスタマイズが自由自在
条件分岐、動的な質問の追加、外部APIとの連携など、高度な設定もコードで実現できます。
✅ 学習コストが低い
生成AIが書いてくれるので、GAS初心者でも問題なし。プログラミング知識がなくても、コピペだけで使えます。
応用アイデア
基本的なフォーム作成ができたら、こんな応用もできます。
✅ 回答を自動でスプレッドシートに記録
javascript
form.setDestination(FormApp.DestinationType.SPREADSHEET, spreadsheetId);
✅ 回答があったらGmailで通知
フォーム送信時に、指定したメールアドレスに回答内容を自動送信
✅ フォームの回答を集計して定期レポート
スプレッドシートのデータを自動集計して、週次や月次でレポートをメール送信
✅ 条件に応じて異なる質問を表示
回答内容によって次の質問を変える、動的なフォームも作成可能
まとめ
Googleフォームは画面から作ることもできますが、Google Apps Scriptを使えば数秒で完成します。
生成AIを活用すれば、プログラミング知識がなくてもコードを書けるので、誰でも簡単に試せます。
特に、同じようなフォームを繰り返し作る必要がある場合や、フォーム作成を自動化したい場合には、GASが大きな武器になります。
業務効率化の第一歩として、ぜひ試してみてください!
補足・FAQ
Q: GASって難しくないですか?
A: 生成AIがコードを書いてくれるので、コピペするだけでOKです。プログラミング経験がなくても問題ありません。
Q: 作成したフォームは後から編集できますか?
A: もちろんです!作成後も通常のGoogleフォームと同じように、画面から編集できます。
Q: エラーが出た場合はどうすれば?
A: エラーメッセージをそのままChatGPTやClaudeに貼り付けて、「このエラーを修正してください」と依頼すれば、修正されたコードが返ってきます。
Q: 無料で使えますか?
A: はい、Google Apps Scriptは無料で利用できます。ただし、実行時間などに制限があります。

